宴の余韻

全体の感想は本家（サイト）であげるとして、
とにかく一番印象に残った部分だけを、
ひとまずここに上げておくことにします。

とにかく自分にとってヤスくんのギターソロが、
今回全てだったと言っても過言でないかもしれません。
なんと言ってもファンになって以来の自分の希望が
“ヤスくんのギターをじっくりと聴きたい”
っていうことでしたので。
それが今回果たされたわけです。
なんて自分は幸運なのだろうと思わずにいられません。
今回何処も参戦しないはずだったのに、
思いもかけない人の縁から参戦することになり、
そこで願いが叶ったのですから。

ギターソロが始まった瞬間に、包み込まれました。
頭が真っ白になって、その音だけが世界の全てになった
ってそんな感じでしょうか。
音がすんなりと自分の中に入ってきました。
優しく暖かいそれは自分にとって本当に
違和感のないものでした。

実はギターソロって、幾ら好きなギタリストといえど、
どうも自分と合わない旋律だと、
ついつい欠伸が出てしまったりします
それはその昔HR/HM系のLiveに行きまくって
身をもって実感したこと。

ところが、ヤスくんの音は自分にとって
なんの違和感もないどころか心地よいもので
それでいながらしっかりとRockギタリストしてて。
タッピングライトハンドまでした時は、
「そこまでやっちゃうの～」と。

少クラでのアコギのイメージが強かったせいか、
もしかして安田章大というギタリストは
どちらかというとアコギの方が合っているのかな
と思い始めていたところだったので、
そのギャップにまた一際感激して。
それでいながらレスポールというギターの音を
しっかりと感じさせてくれて。

重く重厚な音をさせるレスポールの音と、
安田章大というギタリストの奏でる旋律が
絶妙なバランスでマッチングしていました。
それがあったからこそ“BJ”の時の、
ほんの僅かなソロで聴かせてくれたギターの違いの音。
「やられた！」って思いました。
レスポールの重圧な音とは違う、
太いけれど繊細さのあるPRSの音。
その違いを聴かせてくれた安田章大というギタリスト。
改めて惚れ直しました

もっともっと進化して欲しい。
そしてその過程を見ていきたい。
こんな風に思えるギタリストに巡り会えたこと、
本当に自分は幸運者だと思います