あれからそしてこれから

3月の地震から今日で3ヶ月と1日。
そして自分が人生で初めて大きな地震に遭った日です。


※かなり個人的主観が入っているので続きは畳んでおきます。

地震の規模は今回の方が大きかったですが、
恐怖感は断然小さい頃の今日遭った地震の方が
余程今をもって怖かったです。
それから10年以上もの間、どんな些細な地震でも
ビクビクしていたくらいです。
その反動か、今はどんなに大きな地震でも
余り怖さを感じなくなってしまったんですね。


ただ、今回は別なことで苦しみました。

以前のエントリーにも書きましたが、
救急車の音です。


天災は避けようがないから仕方がないと諦めもつきます。
しかし、救急車の音というのは人が鳴らすものです。
その、人がまき散らす音＝人災によって実はかなり苦しみました。
そういった意味では自分は“被災者”ではないですが
“被害者”であるという想いが正直未だに消えません。
「何故そんなに自分を苦しめるの！」
「人がこんなに苦しんでいるのに何が面白くて鳴らすの！」
正直“人を助けるべき”音が“人を苦しめ追いつめる”
その矛盾に怒りすら感じました。
でもこの想いの捌け口はなく、
行き場を失った想いがますます自分を追いつめました。


今は大分落ち着きましたが、
あの時のことをことを思い出すと未だに涙が出そうになります。
本来人を助けるはずの音に苦しめられ
時には“死”さえ考えた程です。
おかげで外には出られない、でも家の中でもしょっちゅう聞こえる。
気が狂いそうでした。
一時よりよくなったとはいえ未だに薬が手放せません。
そればかりか、あの音が聞こえると
体中が振るえて硬直してしまいます。
流石に“死”を考えることはなくなりましたが…。


一種のパニック障害だそうです。
かかりつけのクリニックの先生（内科）には
専門の先生（精神科or心療内科）での治療も勧められた程です。


いつ治るのかはわかりません。
でもこれが今回の地震の最大の置き土産になってしまいました。



そんな中、救いは古くからの友人、
∞を通じて知り合った友人、
ネットを通して知り合った友人…etc
様々な人達の存在でした。
そういう人達が居てくれたから自分は“死”の際にまで
追いつめられても頑張ることができました。

本当に本当にありがたいことです。




3ヶ月が過ぎ、今日で一段落を付けなければと思います。
いつまでもこのままここで立ち止まるわけにはいかないですから。